公益社団法人日本工芸会による初の寄附型クラウドファンディングプロジェクトです。皆様のご支援が、工芸作家たちの発表の場であり日本工芸の美と技が集結した公募展「日本伝統工芸展」の運営と、重要無形文化財伝承者養成をはじめとする次世代工芸作家の育成につながります。
ちりつも寄附
現在までに集まった総額
5,360,000 円
グローサー
120人
残り時間
終了
このプロジェクトは、寄附型のAll-In方式です。目標金額の達成の有無に関わらず、 2021年11月19日 23:59 までに集まった金額がファンディングされます。原則、支援のキャンセルはできません。
日本工芸会 常任理事 神農巌より、「日本工芸会 未来プロジェクト」への想いを、掲載させていただきます。
私は大学時代に「安宅コレクション東洋陶磁展」(1978年 京都国立博物館)に行き、中国や朝鮮の青磁・白磁を観て、魂を揺さぶられる衝撃を受けました。自分もこのような青磁のやきものを焼いてみたいと思い、やきものを天職にしようと決めました。独立築窯後、自分の手からモノが生まれる喜び、楽しさで夢中になり作陶に取り組んでいた33才頃、陶芸の先輩のご紹介で当会に入会いたしました。それまではひとりで黙々とものづくりをしてきた私の意識が工芸全般に拡がりました。志を同じくする先輩や仲間達と互いに学び合い切磋琢磨し、共に影響しながら技術が向上する実感や人脈の豊かさは、やはり工芸会に所属せずには得られない喜びでした。
私は日本の伝統文化を大切に遺していく事が国の安泰、ひいては個人の幸せに繋がると思っております。日本は永きにわたり皇室を中心に育まれた芸術文化や庶民文化の工芸が継承されてきています。こうした日本人の美意識は世界に誇れることです。
私が20歳の時に観た逸品に魂が揺さぶられ感動をしたように、モノには力があります。私は先達の陶工からものづくりの魂を受け取り、文化の担い手として私も次世代へその想いを繋ぎたいと考えています。
今、 工芸は日本から世界に向かって ”Kōgei” へ。
日本工芸会の趣旨にご賛同並びにクラウドファンディングへのご協力賜りますようお願い申し上げます。
日本工芸会常任理事(財務担当)
神農 巌
神農巌 略歴
陶芸家。1957年、京都府生まれ。1980年、近畿大学卒業後、1981年、京都市立工業試験場窯業本科にて陶芸釉薬の基礎知識を学ぶ。1982年、京都府立陶工職業訓練校にて陶芸の成型技術を学ぶ。1983年、京都市立工業試験場窯業専攻科にて青磁釉薬の研究に励む。
2012年紫綬褒章受章、同年、第7回パラミタ陶芸大賞展大賞受賞。2015年、日本陶磁協会賞受賞。2016年滋賀県文化賞受賞など。2020年より日本工芸会常任理事を務める。
パブリックコレクションは宮内庁、文部科学省、外務省国際交流基金、兵庫陶芸美術館、茨城県陶芸美術館、滋賀県立陶芸の森、MIHO MUSEUM、綾部市 大津市、パラミタミュージアム、菊池寛実智美術館、マイヤーガーデン、薬師寺など。
「日本工芸会 未来プロジェクト」の応援、ご支援、誠にありがとうございます。
ひとりでも多くの皆様に、このプロジェクトについて知って頂き、ご協力を賜りたく、引き続き、応援の程どうぞよろしくお願い致します。
公益社団法人 日本工芸会
5,000 円のリターン内容
グローサー:32人
受け渡し方法:郵送
10,000 円のリターン内容
グローサー:38人
受け渡し方法:郵送
30,000 円のリターン内容
グローサー:23人
受け渡し方法:郵送
50,000 円のリターン内容
グローサー:13人
受け渡し方法:郵送
70,000 円のリターン内容
グローサー:1人
受け渡し方法:郵送
残り23個
100,000 円のリターン内容
グローサー:7人
受け渡し方法:郵送
残り6個
300,000 円のリターン内容
グローサー:4人
受け渡し方法:郵送
残り3個
500,000 円のリターン内容
グローサー:2人
受け渡し方法:郵送