公益社団法人日本工芸会による初の寄附型クラウドファンディングプロジェクトです。皆様のご支援が、工芸作家たちの発表の場であり日本工芸の美と技が集結した公募展「日本伝統工芸展」の運営と、重要無形文化財伝承者養成をはじめとする次世代工芸作家の育成につながります。
ちりつも寄附
現在までに集まった総額
5,360,000 円
グローサー
120人
残り時間
終了
このプロジェクトは、寄附型のAll-In方式です。目標金額の達成の有無に関わらず、 2021年11月19日 23:59 までに集まった金額がファンディングされます。原則、支援のキャンセルはできません。
日本工芸会 理事である望月集より、「日本工芸会 未来プロジェクト」への想いを、掲載させていただきます。
「結局・・・牡丹の花も、自分が納得するまで創り続けるしかないんだよね」
以前に、人間国宝の先生が私に何気なく言って下さったその言葉。
ここのところは「椿ばかりで他の花は作品にしないのですか」なんてよく聞かれたりしますが、その頃は椿ではなく牡丹の作品ばかり(笑)。
そう、当時は周りから「牡丹以外に創らないの?」とよく聞かれたものです。
そんな時、先生のこの言葉は、その後にすごく励みになりました。
その様な先生と出会える場、日本工芸会。
私の様な作家にとって、とても大切な場です。
この時代に、美術するものが団体に所属する意味合い、魅力。作家それぞれに考えはあると思います。
私にとっては・・・代々の家の者でも産地の者でもなく勝手に作品を創り発表している、そんな私にとっては、独りよがりにならず社会の中で客観的に自分を知る為にとても意義のある場となっています。他の分野の作家或は学識者との出会いもあり、多くの刺激を受け、自分の制作をより前に進める為にとても有り難い存在です。
私だけに限らず、いろいろな想いや立場の現代の作家に、日本の空気の中で培われ展開してきた先人から伝わる心と技をまた次世代に伝え、新たなその時代だからこそ生まれる作品を創りだす。また展覧会を通じ、その仕事・作品を多くの人々に紹介し魅力を伝える。そんな日本の芸術文化に大きく貢献してきている日本工芸会。実はこの大切な存在が、昨今の経済情勢の中で危機的な状況にあります。日本芸術文化の未来のために、この灯を絶やしてはいけないと考えています。ぜひ皆様にはご理解を頂き、ご協力をお願いしたいと思います。
どうぞ宜しくお願い致します。
日本工芸会理事、東日本支部幹事長
望月 集
望月 集 略歴
陶芸作家。1960年東京都に生まれる。東京藝術大学大学院修士課程(陶芸専攻)修了。浅野陽、田村耕一、藤本能道各氏に師事。在学中に陶芸の世界に出会い、その肌合い色合い存在感に惹きこまれ、以降、主に自然から受ける魅力をテーマに絵付け陶芸による表現で作品を制作。都内をはじめ全国で個展を展開し現在に至る。また、これまでに東京藝術大学、愛知県立芸術大学をはじめ多くの大学で講師も務め、後進教育にも関わってきている。
日本伝統工芸展にて日本工芸会総裁賞など受賞多数。2020年より日本工芸会理事を務める。
パブリックコレクションは、宮内庁、国際交流基金、Museum of Arts & Designなど。
伝統工芸を取り巻く昨今の状況は大変厳しく、このような中で、皆さまのSNS等でのシェア、ご支援、応援のコメントに、弊会一同、大変勇気づけられております。
心より感謝申し上げます。
支援募集は残り10日となりましたが、引き続き、日本工芸会 未来プロジェクトの応援、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
公益社団法人 日本工芸会
5,000 円のリターン内容
グローサー:32人
受け渡し方法:郵送
10,000 円のリターン内容
グローサー:38人
受け渡し方法:郵送
30,000 円のリターン内容
グローサー:23人
受け渡し方法:郵送
50,000 円のリターン内容
グローサー:13人
受け渡し方法:郵送
70,000 円のリターン内容
グローサー:1人
受け渡し方法:郵送
残り23個
100,000 円のリターン内容
グローサー:7人
受け渡し方法:郵送
残り6個
300,000 円のリターン内容
グローサー:4人
受け渡し方法:郵送
残り3個
500,000 円のリターン内容
グローサー:2人
受け渡し方法:郵送