公益社団法人日本工芸会による初の寄附型クラウドファンディングプロジェクトです。皆様のご支援が、工芸作家たちの発表の場であり日本工芸の美と技が集結した公募展「日本伝統工芸展」の運営と、重要無形文化財伝承者養成をはじめとする次世代工芸作家の育成につながります。
ちりつも寄附
現在までに集まった総額
5,360,000 円
グローサー
120人
残り時間
終了
このプロジェクトは、寄附型のAll-In方式です。目標金額の達成の有無に関わらず、 2021年11月19日 23:59 までに集まった金額がファンディングされます。原則、支援のキャンセルはできません。
日本工芸会 副理事長である今泉今右衛門より、「日本工芸会 未来プロジェクト」への想いを、掲載させていただきます。
日本伝統工芸展は、我々作家にとっては一年に一度の、大切な出品の場です。
自分にとって、自身の現代における美意識はいかがなものか、独りよがりではないのかなど、他の作家の作品と並べると見えてくるものがあります。また先輩に助言を求めると、どの方も真摯にさまざまなことを教えてくださいます。この展覧会は作品の厳しさを競うと同時に、人の温かさに包まれています。
30代のなかば、この展覧会に出品をし始めた頃、会場で、陶芸の先生から「今回の作品いいねえ」と言っていただき感動したことを覚えています。作品の出来栄えに一喜一憂し、これでいいのかと自分の作品の方向性に悩んでいた時期でもあり、自分の心を支えていただいたようで嬉しく思いました。
また数年前、染織の重要無形文化財保持者の先生に「作品を見てください」とお願いしましたら、会場で30分もの間、作品のこと、文様のこと、空間のことなどさまざまなことを教えていただきました。この緊張感と人の温かい真摯な思いの繋がりが、70年近く日本の伝統工芸を支えてきたのだと思っています。
日本の伝統工芸は、自然を受け入れ、人の暮らしに寄り添う日本文化の根源的なところと結び付く大切なものだと思っています。しかし昨今の経済情勢のなか、日本工芸会も財政的苦難の状態にあります。皆さんのご支援により、人と人とが繋がり、日本の大切な伝統工芸の文化が若い世代に繋がり、さらに活力のある日本工芸会になることを願っています。どうぞ宜しくお願いいたします。
重要無形文化財「色絵磁器」保持者、日本工芸会副理事長
今泉 今右衛門
十四代 今泉今右衛門 略歴
陶芸家。1962年佐賀県有田町に生まれる。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科(金工専攻)卒業。福岡でのサラリーマン生活を経て、京都の現代陶芸作家・鈴木治氏に師事、1990年父・十三代今右衛門の許、家業に従事する。色鍋島今右衛門技術保存会の会長として技術の継承に努めるとともに、白抜きの「墨はじき」技法を柱として独自の創作活動を行い、自然の炎を通して生まれる陶芸の素晴らしさを伝えるべく、国内外への出展、教育・講演活動も積極的に行っている。
日本伝統工芸展 日本工芸会会長賞など受賞多数。2009年紫綬褒章受章。2014年、重要無形文化財「色絵磁器」保持者(人間国宝)に認定。2017年、仏バカラ社とのコラボレーション作品を発表。現在、公益社団法人日本工芸会の副理事長を務める。
パブリックコレクションは、文化庁、国立工芸館、大英博物館、オークランド博物館、薬師寺など。
皆さまのご支援、温かい応援のメッセージ、そしてSNSでの多数のシェアに、弊会一同励まされております、心より感謝申し上げます。
また、本日10月15日から10月20日まで、第68回日本伝統工芸展の大阪展が、大阪髙島屋さんにて開催となりました。
11月に開催の京都会場と合わせて、入選作品の全作品を展示予定です。近畿地方にお住まいの方は、ぜひ大阪会場・京都会場と合わせてご覧くださいませ。
引き続き、日本工芸会 未来プロジェクトの応援、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
公益社団法人 日本工芸会
5,000 円のリターン内容
グローサー:32人
受け渡し方法:郵送
10,000 円のリターン内容
グローサー:38人
受け渡し方法:郵送
30,000 円のリターン内容
グローサー:23人
受け渡し方法:郵送
50,000 円のリターン内容
グローサー:13人
受け渡し方法:郵送
70,000 円のリターン内容
グローサー:1人
受け渡し方法:郵送
残り23個
100,000 円のリターン内容
グローサー:7人
受け渡し方法:郵送
残り6個
300,000 円のリターン内容
グローサー:4人
受け渡し方法:郵送
残り3個
500,000 円のリターン内容
グローサー:2人
受け渡し方法:郵送