公益社団法人日本工芸会による初の寄附型クラウドファンディングプロジェクトです。皆様のご支援が、工芸作家たちの発表の場であり日本工芸の美と技が集結した公募展「日本伝統工芸展」の運営と、重要無形文化財伝承者養成をはじめとする次世代工芸作家の育成につながります。
ちりつも寄附
現在までに集まった総額
5,360,000 円
グローサー
120人
残り時間
終了
このプロジェクトは、寄附型のAll-In方式です。目標金額の達成の有無に関わらず、 2021年11月19日 23:59 までに集まった金額がファンディングされます。原則、支援のキャンセルはできません。
日本工芸会 副理事長である室瀬和美より、「日本工芸会 未来プロジェクト」への想いを、掲載させていただきます。
私が「日本伝統工芸展」に初めて出品して、初入選したのは第22回展の1975年でした。それは東京藝術大学の大学院に入った年でした。その頃は日本工芸会を立ち上げた人間国宝の第1回目認定者の先生方が展覧会を引っ張っていた時代でした。当時、すでに後継者不足が課題になっていた事から、多くの先生方から私達の世代が公募展に挑戦していくことを期待され、厳しくも温かい指導を頂きました。
日本の豊かな自然を背景に千年以上も続いて来た「工芸文化」、それは世界に類のない歴史を持ち、日本文化の顔として私達に生活の価値観を作り上げて来ました。戦後の日本文化崩壊の危機がありましたが、それを救ってくれたのが文化財保護法であり、日本伝統工芸展の開催でした。それから70年近くが経ちましたが、伝統工芸に対する理解はまだまだ広がらず、その間に日本の経済状態の低迷も加わり、後継者世代の活動は益々厳しくなってきました。
心を込めて丁寧にひとつひとつ作り上げたものを、愛情を持って長く使い続ける。私達日本人が、この重要な価値観を引き継ぎ次世代に繋げるために、できるだけ多くの皆さんに支援の輪を広げて頂くことと、日本の工芸文化の素晴らしさを理解して頂くために、ご協力の程をお願い致します。
重要無形文化財「蒔絵」保持者、日本工芸会副理事長
室瀬 和美
室瀬和美 略歴
漆芸家。1950年東京生まれ。漆芸家だった父・春二に学び、同じ道を志す。人間国宝の故・松田権六、故・田口善国両氏に師事、東京藝術大学大学院(漆芸専攻)修了。在学中より開始した創作活動と共に漆工文化財の保存活動も行い、漆・蒔絵の美と素晴らしさを伝えるべく、国内外への出展、講演活動も積極的に行っている。
日本伝統工芸展にて東京都知事賞など受賞多数。2008年、重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝)に認定。同年、紫綬褒章受章。2021年、旭日小綬章受章。現在、公益社団法人日本工芸会の副理事長を務める。著書に『漆の文化』(角川選書、2002年)、『Maki-e Urushi 室瀬和美作品集』(新潮社図書編集室、2014年)。
パブリックコレクションは文化庁、東京藝術大学、国立工芸館、大英博物館、メトロポリタン美術館、V&A博物館など。
皆さまのSNS等でのシェア、ご支援、応援のコメントに、大変勇気づけられております。
引き続き、日本工芸会 未来プロジェクトの応援、ご支援の程、よろしくお願い申し上げます。
公益社団法人 日本工芸会
5,000 円のリターン内容
グローサー:32人
受け渡し方法:郵送
10,000 円のリターン内容
グローサー:38人
受け渡し方法:郵送
30,000 円のリターン内容
グローサー:23人
受け渡し方法:郵送
50,000 円のリターン内容
グローサー:13人
受け渡し方法:郵送
70,000 円のリターン内容
グローサー:1人
受け渡し方法:郵送
残り23個
100,000 円のリターン内容
グローサー:7人
受け渡し方法:郵送
残り6個
300,000 円のリターン内容
グローサー:4人
受け渡し方法:郵送
残り3個
500,000 円のリターン内容
グローサー:2人
受け渡し方法:郵送