みなさま、はじめまして。本プロジェクトのリーダーを務める刀鍛冶の三上貞直です。
今回、広島 嚴島神社(厳島神社)の特別の許可をいただき、プロジェクトメンバーと共に、嚴島神社所蔵の「錦包籐巻太刀・腰刀」の調査をおこない、復元に挑戦することとなりました。
▶︎私たちがプロジェクトで実現したいこと
嚴島神社所蔵の「錦包籐巻の太刀と腰刀」を復元し奉納したい!
嚴島神社所蔵の「錦包籐巻の太刀と腰刀」をご存知でしょうか?
「錦包籐巻の太刀と腰刀」は、国の重要文化財に指定されています。
私たちは、この太刀と腰刀を復元すべく長年調査してきました。これまでの調査結果に基に、復元制作を開始しております。なんとか完成させ、皆様の想いと共に嚴島神社へ奉納したいと考えています。
重要文化財 錦包籐巻太刀拵
重要文化財 錦包籐巻腰刀拵
元は、雅(みやび)な作品でさぞ高貴な方の奉納であったと想われますが、度重なる大火のために、奉納目録が失われ、太刀については、錦包の錦は剥落がひどく、江戸後期に出版された、広島の厳島(宮島)を紹介する地誌「嚴島寶物圖會(いつくしま ほうもつ ずえ)*」に「錦包籐巻剱」、「赤地ノ金ラン」と記載されているだけで、文様の判別は出来ません。鐔(つば)や金具も失われて、現在は見る影もありません。
しかし、刀身の姿と地鉄、精巧に作られている鞘(さや)は、当時の技術の優秀さを如実に示しています。
「嚴島寶物圖會」掲載の「錦包籐巻の太刀」
刀剣だけでなく、拵え(外装)の復元にも挑戦
今回、KAZARU展実行委員会*の皆様の協力を仰ぎ、刀剣だけでなく、国立博物館(刀剣鑑定家、錦研究家)、大学関係(金工・染織専門者)、職方(研ぎ師、鞘師、白金師、装剣金工、柄巻師、金襴製作)の皆様にも協力いただき、新たな調査、検討を重ね、外装製作の復元にも挑戦いたします。
※「嚴島寶物圖會」とは
江戸後期に出版された、広島の宮島を紹介する地誌(全10巻)です。嚴島神社などの名所や、嚴島神社の宝物が詳細に記録されているのですが、この本の内「嚴島神社寶物圖會巻之三」に、この太刀と腰刀の絵や解説が掲載されています。
※広島KAZARU展実行委員会とは
平成23年、広島KAZARU展実行委員会は、日本古来の工芸に学び、新たな作品創りを目指し、地方の工芸に風を吹き込もうと結成されました。
▶︎私たちのプロジェクトに対する想い
裸同然の太刀の姿に憂い、発起して7年
平成9年、東京国立博物館「日本のかたな」展で、「錦包籐巻太刀と腰刀」に初めて出会い、平成24年「平清盛」展が、広島でも巡回開催され、再び出会いました。
文化財に指定されているこの太刀が、錦が剥落しているだけでなく、鐔も金具も失われ、裸同然の姿を見て、これを憂い、修復は、難しいが復元なら私達でも出来るのではないか。(修復となるとその過程で、例えば、わずかに残る錦すら張り替えることになるなど、資料保存の観点からも、そのような修復は行うべきではないと考えています。)
国内外から世界遺産である嚴島神社を訪れる多くの皆様が、古の日本文化のロマンに、想いを馳せるきっかけの一助にしていただけるのではないかと考えました。
日本文化と技継承の機会創出
今回、ベテランの職人の方々の中に、将来を嘱望される若手の職人の方々に加わってもらっての混成チームでプロジェクトチームを編成しました。このことにより、ベテランから若手へ技術伝承のためのアドバイスが受けられることを期待してのことです。
地方の文化財は、地方で守り、復元・修復できる人材育成と仕組みづくりが、今後の私の使命でもあると考えるようになりました。
私たちが、この文化財から学び、これを復元することによって、より多くの方々が、古の人たちの想いと技を学べる機会を創れるのではないかと思い立ち、準備を始めて7年間、多くの皆様の協力をいただき、やっと製作段階にたどり着きました。
誰が奉納したか謎に包まれたミステリアスな奉納刀に心奪われました
太刀は、鑑定では、平安から鎌倉初期の九州物ではないかと言うことですが、名鑑でも、その時代に該当する刀匠を見つけることが出来ず、奉納名簿も焼失された様子で、誰が納めたものかも、わからない実にミステリアスな作品です。
しかし、もしかしたら、奉納された人の元には記録が残されているかもしれません!
このプロジェクトを通じて、より多くの方々にこの太刀のことを知って頂くことにより、何か新たな情報を得ることが出来れば、この上もない幸いです。
古の日本文化に想いを馳せ、共に奉納いたしましょう
令和の御代が始まり、東京オリンピック開催という好機に、皆様のご支援を賜り、世界遺産として名高い嚴島神社の宝物を、広島にご縁をいただいた私達の手で復元し、応援・ご支援頂く皆様と共に奉納したいと念じています。
微力ではありますが、一途な想いを以て進んでいます。
是非、このプロジェクトにご賛同頂き、皆様の応援、ご支援を賜りたく、どうぞよろしくお願いいたします。
▶︎なぜ文化財を復元しなければならないのか?
活動報告に三上の想いを書かせていただきましたので、ご一読ください。
(2019/11/9 活動報告リンク)
https://casanell.com/projects/view/13/report_view/29
▶︎集まった支援金の用途
調査及び製作いただく方々と、どのように復元していくか、打ち合わせを重ねていく中で、外装製作に思いがけない費用がかかるということを、今改めて痛感しています。
このクラウドファンディングプロジェクトで、刀身の制作費を除く太刀・腰刀の制作費(研ぎ・金具製作・拵え製作など)と錦の制作費の総額の一部を皆様よりご支援頂きたく考えております。
▶︎今後の活動とスケジュールについて
嚴島神社への奉納時期としては、2020年東京オリンピック開催時期を目指しています。
今後の活動状況や復元プロジェクトメンバーの紹介については、このプロジェクトの活動報告に随時、掲載していきます。
刀剣だけでなく、外装部の研ぎ・金具製作・拵えや、錦制作の紹介もしてまいります。
時期 奉納までの流れ 2019/9/末 試作太刀 新身完成 2019/10/初旬~ 鎺(はばき)製作 2019/10/初旬~ 鎺(はばき)製作 2019/10/末 腰刀刀身新身完成 下研ぎへ送る 2019/11/初旬~ 太刀白鞘・外装下地製作 2019/12/上旬~ 腰刀 鎺製作 2019/12/中旬 腰刀白鞘・外装下地製作 2019/12/中旬 復元錦完成 2019/12/下旬 太刀錦鞘着せ 2020/1/初旬~ 太刀外装金具製作開始 2020/1/初旬~ 太刀仕上げ研ぎ 2020/1/初旬~ 太刀籐巻き準備 2020/1/初旬~ 腰刀錦着せ 2020/1/中旬~ 腰刀金具追加製作開始 2020/2/初旬 腰刀籐巻き準備 2020/2/初旬 腰刀仕上げ研ぎ 2020/6/末 微調整・完成を目指す 2020/7/初旬 奉納を目指す
▶︎これまでのプロジェクトの活動
(調査・検討による復元の方向性)
刀剣と外装の調査は、広島KAZARU展実行委員会理事に加え、 森脇明彦(研師)、永宗清三(鞘師)、田澤敦嗣(鞘師)、中田育男(白銀師)、木下宗憲(刀装金工)、遠山康夫(柄巻師)の各氏に依頼、製作手順等を検討していただきました。
太刀について
この太刀には、茎(なかご:刀身の手に持つ部分)に、「宗安」と銘が、切り込まれています。
太刀を拝見すると腰反り、小切っ先で、板目の流れた様子と直刃が浅くのたれ、小足を交え、焼き落とし風となり、物打ちから上に沸写り(にえうつり)があることがわかりました。
この作風から、九州で製作されたものではないかと鑑定されました。しかし、日本刀名鑑には、鎌倉中期の寛元(1243~47) 、南北朝時代の暦応(りゃくおう:1338~42)に豊後(大分県)の行平一門に「宗安」の名前があり、室町時代の薩摩にも名前がありましたが、外装が作られたという平安時代~鎌倉初期には、該当する「宗安」の名前が見つからず、名鑑漏れではないかと想われます。
今回の調査では、押し型を提供いただき、実物の拝見から刃文のイメージを構築、日刀保たたらの玉鋼を用いて製作します。
「宗安」太刀全身押し型
日刀保たたらとは
公益財団法人日本美術刀剣保存協会が運営する「たたら」で、協会の名称を省略して「日刀保たたら」と呼ばれています。「たたら」とは、元々は、製鉄精錬をおこなう送風装置「踏鞴」の名前であったとされますが、砂鉄と木炭を用いた日本古来のたたら製鉄の技法を示す場合も、製鉄をおこなう施設を「たたら」と呼ぶ場合もあります。たたら製鉄で作られる鋼は、純度が高く、日本刀を作る大切な原材料となります。
日本美術刀剣保存協会のたたらについてのホームページ
https://www.touken.or.jp/about/jigyou/tatara.html
玉鋼(たまはがね)とは
たたら製鉄で作り出される鋼・鉄・銑鉄を含んだ大きな鉄の塊を「鉧(けら)」と呼びます。「鉧」を打ち割って、破面を見て選別し、その中で良質の鋼を玉鋼と言います。
腰刀について
腰刀は、多くの文献に、太刀同様の籐巻きが為されていることから、セットであろうとされています。
刀身として、剣を拝見させていただきました。細身、細直刃で、区(まち:刀身の刃の部分と茎(なかご)の部分の境で、茎側が数ミリ削りこまれて段になっているところ)が研ぎ減って区がわからなくなっており、無名でした。茎の厚さが、これまで見てきた大和物の剣に比べて薄く、鋭利に作られていると感じました。こちらも、押し型を提供いただき、刀身は、それに合わせて製作することとなりました。
錦について
錦の調査は、広島にゆかりのある専門家、沢田むつ代(東京国立博物・客員研究員、日本・東洋染織、繊維考古学)、倉内啓(広島市立大学・芸術学部・教授、染織造形)、野田睦美(広島市立大学・芸術学部・准教授、染織造形)、矢野俊昭((株)染技連、文化財修理所所長)、玉虫照代(玉虫商店、表装・金襴巻)、坂田恭子(組紐、平成25年広島KAZARU展 広島県知事賞)の各氏に依頼しました。
「厳島寶物圖會」には、「金ラン」と書かれているのですが、今回の調査で、「錦包籐巻の太刀」の鞘にかすかに残る裂(きれ)は、ごく淡い赤地に銀糸 (和紙に銀箔を貼り付け、細く裁断したもの、平銀糸、平箔糸とも呼ぶ) と見ることが出来、「仏師箔」(金箔と金箔の間に銀箔を挟んだもの)の表面の金箔が擦れ等で剥落して、現状のような銀糸*になった可能性も考えられます。ただ、何分にも遺っている部分がごくわずかなため、確証を得るにいたりませんでした。
*銀は、黒く変色しやすく、写真の黒く見える平糸が銀糸とみられ、薄茶色の糸は、「赤地」の赤色が褪色したものと推測される。
腰刀の錦は、織の手法が僅かに異なる事がわかりましたが、今回は、同一の布で復元することになりました。
※「嚴島寶物圖會」には、今回復元の太刀・腰刀ではありませんが、嚴島神社社家(しゃけ:特定の神社で神様をお祀(まつ)りしてきた家)である佐伯景弘氏の納めた「錦巻ノ短刀」の記載があり、最初に鞘に巻かれた木瓜文の錦の上に、梅鉢文錦をかぶせ、巻き付けて修理した様子が描かれているので、もしかしたら「錦包籐巻の太刀」も、同様に、修理された時に銀襴(ぎんらん)が使用された可能性も否定はできません。
また、当初、錦の「赤地」は、高貴な色である紅花染めではないかと想われていました。しかし、簡易の非接触調査で、紅花の可能性が低いことが判明、茜染めの可能性が高いという調査結果となりました。
これらを基に総合的に検討して頂き、「嚴島寶物圖會」に「赤地ノ金ラン」とあることを尊重し、今回は金襴(きんらん)で復元することにしました。
錦の文様については、現存の拵えからは勿論、「嚴島寶物圖會」からも、推測できませんでしたので、私たちの創作となります。
採用した文様については、今後の活動報告ページにて、紹介させていただきます。
▶︎プロジェクトメンバー
*広島KAZARU展実行委員会・理事
南昌伸(広島市立大学・芸術学部・教授、金属造形)
永見文人(広島市立大学・芸術学部・教授、金属造形)
世羅毅(広島県銃砲刀剣類登録審査委員)
三上高慶(孝徳、三上貞直日本刀鍛練道場)
*復元プロジェクトメンバー(現在協力いただいている方々)
稲田和彦(京都国立博物館名誉館員)
澤田むつ代(東京国立博物館・客員研究員、日本・東洋染織、繊維考古学)
倉内啓(広島市立大学・芸術学部・教授、染織造形)
野田睦美(広島市立大学・芸術学部・准教授、染織造形)
矢野俊昭((株)染技連、文化財修理所所長)
玉虫照代(玉虫商店、表装・金襴巻)
森脇明彦(研師)
萩泰明(研師)
中田育男(白銀師)
田澤敦嗣(鞘師)
木下宗憲(装剣金工)
橋本幸律(柄巻師)
明石文雄((株)川島織物セルコン、金襴製作)
(敬称省略、順不同)
▶︎自己紹介
三上貞直 (刀鍛冶)
昔は、あちこちの村に鍛冶屋が有り、その村の皆さんが農作業に使用する道具の製作・修理で生計を立てていました。
私は、そのような鍬や鎌などを作る鍛冶屋の長男として生まれましたが、昭和30年代は、急速な農業機械化で仕事が急減し、多くの鍛冶屋は、鉄筋加工などの職種に転業され、それまでの鍛冶屋の経営方式では、将来が危ぶまれる時代でした。高校時代に、人間国宝月山貞一刀匠の「日本刀に生きる」という本に出会い、感動し、鍛冶屋の技術を残すにはこの道しかないと、一念発起して刀鍛冶を目指し、
昭和49年4月1日、月山日本刀鍛錬道場へ入門しました。
昭和55年 月山氏師匠の勧めにより、美術刀剣製作承認を受け、北広島町にて独立、今日に至ります。
昭和57年 ボストン美術館「人間国宝展」に月山師匠に随行。公開鍛錬に参加
昭和62年 日刀保たたら特別村下養成員として採用され、平成23年村下代行に就任今日に至る
平成7年新作名刀展無鑑査認定
平成25年9月1日~令和元年8月末、全日本刀匠会会長
▶︎これまでの活動
過去の復元プロジェクト
「広島城築城400年祭 平和ライオンズクラブ創立30周年記念事業 名槍「日本号復元」製作 広島県刀職会」
平成元年 脇中貞幸広島県刀職会の一員として復元に参加しました。広島県刀職会では、日本号の復元製作を担当させていただき、合わせて脇中会長が斎村貞宗写しの小脇差しを、川崎貞行副会長が毛利藤四郎写しの短刀を製作され、それらの彫刻も担当して広島城に寄贈しました。
広島KAZARU展の開催
平成22年8月、広島市立大学、広島大学、頼山陽史跡資料館、三慶会関係者有志により「広島県の伝統的工芸技術を伝承し、文化的意識の育成と向上をはかり、次世代へ継承するとともに、現代に息づいた伝統工芸を構築し、成果を発表するなど地域の活性化を図る」事を目的に立ち上げられました。
平成22年~平成25年まで文化庁「地域伝統文化総合活性化事業」を受け、広島市内の頼山陽史跡資料館にて平成22年度プレ展示会、23年度~25年度は、工芸コンクール「広島KAZARU展」開催。
合わせて、刀装・刀装具の鑑賞会、体験会。地域の伝統的工芸である「銅蟲(どうちゅう)」「広島仏壇」「高盛絵」などの勉強会を開催。仁方の手切りヤスリ見学、体験などをおこないました。
▶︎リターンの内容
このプロジェクトのリターン(お礼)は、以下を予定しています。
・奉納名簿お名前記載
ご支援いただきました皆様のお名前(個人名)を記載し、作品とともに嚴島神社にお納めいたします。複数のご購入でも掲載ではまとめさせて頂きます。
法人向けのリターン(275,000円コース)でご支援頂いた場合は、法人・団体名を掲載させて頂きます。
・ウェブページお名前掲載
ご支援いただきました皆様のお名前(個人名)を三上のウェブページを立ち上げ、掲載いたします。複数のご購入でも掲載ではまとめさせて頂きます。
法人向けのリターン(275,000円コース)でご支援頂いた場合は、法人・団体名を掲載させて頂きます。
・お礼のお手紙
三上貞直より、心を込めたお礼のお手紙を送付させていただきます。
・復元奉納記念ポストカード
復元した作品写真を元に刀身と拵の2種類1セットで製作します。
(画像は過去の作品(刀身)でのサンプルイメージです。)
・復元奉納記念クリアファイル
復元した作品写真を元に製作します。
A4 印刷両面 刀身表と拵表 (両面とも全身とアップの2カットを予定)
・復元奉納記念手ぬぐい
海の神殿・雅楽の島 宮島をイメージして、「青海波」文様に、「鍛錬」の文字入り。
(画像はイメージです。仕上がりは若干の変更があるかもしれません、ご理解ください。)
・復元奉納記念Tシャツ
復元錦に用いた文様を使用した復元奉納記念のTシャツです。
デザインは2パターン、色は、白と黒の2種類を予定しています。
サイズも各種を用意する予定です。
ご希望のデザイン、色、サイズは、プロジェクトが成立後、改めてお伺いさせていただきます。
(写真は、サンプルイメージとなります。仕上がりは若干の変更が有るかもしれません、ご理解ください。)
Tシャツ(黒)のサンプルイメージ
・復元奉納記念ポロシャツ
Tシャツと同じデザイン、色、サイズの復元奉納記念ポロシャツです。
ご希望のTシャツ同様、デザイン、色、サイズは、プロジェクトが成立後、改めてお伺いさせていただきます。
(写真は、サンプルイメージとなります。仕上がりは若干の変更が有るかもしれません、ご理解ください。)
・復元錦包籐巻の太刀等身大ポスター
奉納太刀写真、奉納錦包籐巻太刀拵えの等身大写真のポスターです。
(画像は過去作品(太刀)でのサンプルイメージです。)
・【数量限定】復元錦の裂 記念額縁入り
太刀拵えのために制作した文様入り金襴錦の裂(きれ)(3cm程度を想定)を小型の額縁に入れ記念品としてご提供いたします。今回、奉納の太刀に利用する金襴錦で同じ文様、同じ織で製作された錦となります。今回の錦は1ロットのみの制作ですので、大変貴重な記念品となります。
・【数量限定】復元錦 名刺入れ
太刀拵えのために制作した錦を一部に用いて製作(表面のみに利用を想定)した数量限定の名刺入れ(カードケース)です。なお、拵えには金襴を用いますが、金襴は、金箔の強度の問題から、名刺入れとしての実用面を考慮し、同じロット内の制作工程の途中から、横糸を金襴ではなく金色糸を使用して準備いたします。
今回、奉納の太刀に利用する錦と同じ文様、同じ織で製作された錦となり、今回の錦は1ロットのみの制作ですので、大変貴重な一品となります。
・【数量限定】復元錦 信玄袋
太刀拵えのために制作した錦を一部に用いて製作(表面のみに利用を想定)した数量限定の信玄袋です。なお、拵えには金襴を用いますが、金襴は、金箔の強度の問題から、信玄袋としての実用面を考慮し、同じロット内の制作工程の途中から、横糸を金襴ではなく金色糸を使用して準備いたします。
今回、奉納の太刀に利用する錦と同じ文様、同じ織で製作された錦となり、今回の錦は1ロットのみの制作ですので、大変貴重な一品となります。
・【数量限定】等身大復元太刀全身押し型コピー(シリアルナンバー入り)
完成した復元太刀を三上本人が押し型をとり、その等身大コピーにシリアルナンバーを入れて準備します。研ぎ終了後に製作します。
ポーランド大使賞頂いた小脇差しの押し型写真の一部より
・【数量限定】玉鋼
奉納太刀・腰刀の素材として使用した玉鋼の小塊を提供します。
玉鋼のプレゼント企画は、こちらの記事をご覧ください!
(2019/12/22活動報告リンク)
https://casanell.com/projects/view/13/report_view/39
・【数量限定】鍛錬道場見学の権利
三上の鍛錬道場(広島県山県郡北広島町)にご招待します。2020年6月から11月の間で月1回開催予定ですので、どの回かに見学ください。仕事場の広さから、一度に10人程度しか入ることが出来ません。多数の場合は、交代でご覧いただく予定です。事前に予約していただき、日時調整、通知させていただきます。(免責事項もご確認ください。)
・【数量限定】奉納立会の権利
嚴島神社への復元太刀奉納にご参加頂けます。2020年7月初旬を予定しています。復元進展状況により、現段階での日時決定が出来ませんが、見通しが付き次第ご連絡いたします。奉納2ヶ月前には、ご連絡したいと考えております。(振替、個別調整の実施はいたしませんので、ご理解ください。免責事項もご確認ください。)
・【数量限定】復元太刀(影打)引換の権利
奉納太刀の影打の購入引き換え券です。影打は一太刀のみの制作です。
奉納太刀同様、7年間の想いを込めて鍛錬いたします。
太刀は、研磨済、白鞘、刀袋・桐箱入りで準備いたします。外装部はございません。
本リターンをご購入いただきますと、目標金額を達成しますので、キャンセルができません。クレジットカードでのご購入の場合、ご利用限度額をご確認の上、購入手続をお願いいたします。免責事項もご確認ください。
▶︎支援のしかた
支援する前に、casanellに会員登録(無料)が必要です。
→詳しくは、こちらをご確認ください。 支援する場合は、casanellに登録したユーザでログイン頂き、支援したいプロジェクトの詳細ページにて、「このプロジェクトを支援する」ボタンをクリックする、または、支援する金額のリターンを選択して決済を行ってください。
クレジットカード決済での支援(リターンの購入)の場合は、VISA、Mastercardがご利用できます。銀行口座への振込による支援もできます。
→クレジットカード決済の場合は、こちらをご確認ください。
→銀行振込の場合は、こちらをご確認ください。支援時に応援の気持ちを金額上乗せという形でおこなうことができます。
→詳しくは、こちらをご確認ください。
プロジェクト記事や活動報告をどんどんシェアして応援しましょう!
→詳しくは、こちらをご確認ください。
その他、ヘルプは、こちらをご確認ください。 特定商取引法に基づく表記については、こちらをご確認ください。
▶︎免責事項
・本プロジェクトは、嚴島神社の許可を得て実施していますが、嚴島神社によるプロジェクトではございませんので、直接のお問い合わせはご遠慮ください。不明点は、プロジェクトオーナーまでお問い合わせください。
・掲載している調査内容は、プロジェクトメンバー独自の調査結果に基づき記載しておりますが、実施現時点でプロジェクトメンバーによる推測、解釈も含まれますこと、ご理解の上、ご支援ください。
・リターンの送付は日本国内のみに限らせていただきます。
・リターンの価格は全て消費税、送料込みの価格となります。
・奉納立会、道場見学等の会場までの交通費、宿泊費の支給はございませんので、ご自身でご負担ください。
・奉納立会、道場見学の招待券をご購入頂いた方で、万が一参加ができない場合の振替はございません。
・奉納名簿へのお名前掲載をご購入頂いた方で掲載を希望されるは、プロジェクト成功後に、お名前(本名フルネーム)をご連絡頂きます。ニックネームは不可とさせて頂きます。指定の期限までに、お名前が不明の場合(プロジェクトオーナーと連絡が付かない場合含む)、ご連絡がない場合は、「お名前掲載を希望しない」、とさせていただきます)
・各リターンに表示のお届け予定日は、その内訳の最終お届け予定を表示しています。
・対面の機会にリターン(商品)を手渡しする場合であっても、一部郵送を想定している場合は、郵送でのお渡しと表記しています。
・リターン(商品)に対しての返品はクラウドファンディングの性質上、受け付けておりませんが、万が一、初期不良等がございましたら、プロジェクトオーナーに直接ご連絡ください。
トップ写真撮影:トム岸田